花粉の季節がやってまいりました。
この季節、目のかゆみや涙、充血に悩まされている方も
多いのではないでしょうか?
ドラッグストアなどの店頭には花粉症用の目薬が店頭に
並んでいるのですが、沢山の種類の中からどの製品を
選んだらよいのか悩むという声をよく耳にします。
今回は、花粉症のための目薬選びのポイントをいくつか
ご紹介します。
その目のかゆみ、本当に花粉によるアレルギー症状ですか?
目がかゆくてたまらない!
でも、
それは本当に花粉症の症状でしょうか?
花粉症用の目薬を気軽に購入する前に、ちょっと
チェック項目をごらんください。
■花粉症用の目薬を買う前の症状チェック■
・片方の目だけ、かゆみなどの症状がある場合
・目はかゆみなどの症状があるが、くしゃみ・鼻水
鼻づまりなどの鼻の症状はない場合。
・目がかすんだりして、ものが見えにくいなど視力に
影響がある場合。
これらのアレルギー症状は、ハウスダスト、はやり目や
ドライアイでも同じ症状がでることがあります。
また、異物やコンタクトレンズが原因の場合もあるのです。
もし症状チェックに当てはまる項目があるときは、花粉症の
症状でない場合がありますので、まず医師の診断を
うけてください。
◆花粉症で目の症状に効く成分
花粉症で目のアレルギー症状がでるのを抑える成分には
いくつか種類があります。
=クロモグリク酸ナトリウム=
目の諸症状でお悩みの方ために、アレルギー反応を抑制する
クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー症状をひきおこす
誘発物質(ヒスタミン等)の放出を抑えることで、目のかゆみ
充血などを緩和する抗アレルギー作用があります。
この成分を含む、藤沢薬品工業の目薬
『エージーアイズ AG EYES』。

=マレイン酸クロルフェニラミン=
いま目がかゆくて不快な人のために、もうすでに起こって
しまった症状を緩和するマレイン酸クロルフェニラミンは、
アレルギー症状をひきおこす誘発物質の働きを抑え、
目の炎症・かゆみを緩和する抗ヒスタミン作用があります。
=グリチルリチン酸二カリウム=
グリチルリチン酸二カリウムは、抗炎症作用と抗アレルギー作用があり、目の炎症をしずめます。
この成分を含む、ロート製薬の目薬
『ロート点眼薬アルガードa』。

=塩酸テトラヒドロゾリン=
塩酸テトラヒドロゾリンは、目の赤みを抑えたい人のために、
白目の部分(結膜)の充血を抑える働きのある成分、
塩酸テトラヒドロゾリンがあります。
次のページでは、クールなさし心地の目薬、
コンタクトレンズユーザーの目薬使用について
みてみましょう。続きを読む